SDGsと心の健康について、協力隊まつりオンラインの参加者と議論しました

協力隊まつり 活動報告

2022年4月23日、24日に協力隊まつりが開催されました。

私は、その中の野毛坂グローカルの出展イベント「SDGsを一緒に話そう~中高生、大学生、協力隊が交代で登壇~協力隊まつりオンライン」に参加しました。

「協力隊まつり」 とは、一般の方々にJICA海外協力隊(青年海外協力隊、海外協力隊、シニア海外協力隊、日系社会青年海外協力隊、日系社会海外協力隊、日系社会シニア海外協力隊)を身近に感じ、さらに国際協力に興味を持ってもらうことを目的に、毎年4月に、「協力隊まつり実行委員会(協力隊OBOG有志)」が主催し、JICAとの共催で実施しているイベントです [1]。

その中の野毛坂グローカルのオンライン出展イベントは、20名の若者が30分交代で色んなテーマを提供し、参加者の方々と一緒にディスカッションをする内容でした。

みなさん、国際協力、留学、多文化共生、人種差別、貧困、平等、ジェンダー、戦争と平和など、多くのテーマについて議論していました!

私はSDGsと心の健康について話題提供を行い、ディスカッションの進行役 (MC) を務めました。

実際の議論では「どのようなときに幸せを感じるのか」から始まり、「人々の心の健康のために私たち一人一人ができることは何か」という話題にまで広がりました。

画像出典: 野毛坂グローカル

健康というと、私たちは身体面の方にばかり着目してしまう傾向があります。しかし、精神面や社会面にも意識を向けなければなりません。

例えば、「最近太ってきたからダイエットしなきゃ」と思ったとき、実はその背景には、仕事のストレスによる暴飲暴食や、節約を気にして安価なお菓子ばかりを食べすぎてしまうといったことがあるかもしれません。また、身近にたくさん食べる人がいて、ついつい一緒に食べすぎてしまうことも考えられます。

健康を維持するためには、身体面・精神面・社会面のバランスを適切に保つことが大切です。

今回のディスカッションでは、主に「SDGs」、「心の健康」、「幸せ」について、参加者の方々と話すことができました。

心の健康はSDGsで掲げられている17の目標を達成するための重要な原動力です。

そして、その17の目標を達成する過程で、さらに心の健康を高めていくことができると私は考えています。

[1] 独立行政法人 国際協力機構 (2022). 協力隊まつり2022 Retrieved from https://www.jica.go.jp/kansai/event/2022/220404.html. (2022年5月7日 閲覧).

この記事を書いた人
執筆者

テクノロジを活用したメンタルヘルス支援研究や感性工学研究に従事。主にSDGsの達成目標3「すべての人に健康と福祉を」、達成目標4「質の高い教育をみんなに」に取り組む。

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