てるぽんとSDGsをめぐる旅
川北 輝・作 川北 成美・絵
小学校高学年生や中学生をはじめ、多くの方々に、“物語”を通じてSDGsを伝える本です。
本のご紹介
SDGsって何だろう?
テルテル坊主のてるぽんと一緒に、SDGsを考える旅に出よう! 物語を通して、SDGsの基本的な考え方を学ぶことができます。
小学校の高学年生や中学生などにおすすめの一冊です。
もちろん、幅広い年代の方にお楽しみいただけます。
[テルテル坊主のてるぽんはSDGsをめぐる旅に出た。SDGsの17個のゴールを学び、取り組む中でてるぽんはSDGsの大切さを実感する。この旅の最後には何が待ち受けているのだろうか]
テルテル坊主たちが旅を通じてSDGsを学び、実践する物語です。
全152ページ
日本語
発売日2022年9月26日
著者紹介 (初版出版時の情報)
川北 輝・作
1998年3月10日生まれ。広島県広島市出身。のみSDGsパートナー。臨床心理修士 (専門職)。
北陸先端科学技術大学院大学 (JAIST) で、テクノロジーを活用したメンタルヘルス支援研究に従事。研究テーマは、感性工学、感性情報学、アバター、バーチャルリアリティなど。研究活動を通じて、主に『すべての人に健康と福祉を』、『質の高い教育をみんなに』に取り組む。第2回松下幸之助杯スピーチコンテスト奨励賞、第23回日本感性工学会大会優秀発表賞など、受賞多数。第3回SDGs誰ひとり取り残さない小論文コンテスト実行委員、令和4年度石川未来プロジェクトメンバーなど、SDGsの活動に幅広く取り組んでいる。
川北 成美・絵
1998年5月1日生まれ。広島県広島市出身。のみSDGsサポーター。看護師。
看護師として働く経験から、『すべての人に健康と福祉を』に関心を持つ。
『すべての人に、健康的に長生きしてほしい』と考え、患者さんに日々向き合っている。
幼い頃から絵を描くことが大好きで、ノートによく落書きをしていた。趣味はイラストを描くことと観光をすること。
著者の思い
知り合いから「SDGsに関する本を出してはどうか?」と提案されたのが2021年の夏頃でした。あれから一年が経って、多くの方々に支えられながら、ようやくSDGsに関する児童文学を出版することができました。テルテル坊主たちが織りなす物語を通じて、SDGsについて知り、考える材料にしていただければ嬉しく思います。
本書の紹介文の最初にある「SDGsって何だろう?」という言葉。実は私も最初、同じ疑問を抱えていました。2020年に病院で働くまで、SDGsという言葉を知らなかったからです。私自身、SDGsを知り、取り組む中で、SDGsの大切さを実感することができました。本書には、「SDGsがなぜ大切なのか」、「SDGsとどのように向き合えばいいのか」といったエッセンスが詰め込まれています。私はSDGsに関連するイラストやフフッと思わず笑顔になれるような挿絵を描かせていただきました。これらを通じて、読者の方々に物語をより楽しんでもらえたら嬉しいです。
よくある質問
- Qすべてのページにイラストがついているのですか?
- A
全152ページ中、イラストが付いているのは合計36ページです。その36ページはオールカラー印刷になっております。また、SDGsの17の目標の見出しイラストは、それぞれのゴールに関連する内容になっています。例えば、SDGsのゴール4「質の高い教育をみんなに」では、主人公のてるぽんがオンライン授業をしている様子やほかのテルテル坊主が教室で授業を受けている様子が描かれています。
- Qすべての漢字に読み仮名が書いてありますか?
- A
基本的に初出の漢字や熟語には、画像のように、読み仮名がついています。本を通じて難しい漢字も読めるようになってほしいという思いから、本文の多くは漢字で書かれています。また、常用漢字外をひらがなにすると、大人の方々が読みづらくなってしまうため、常用漢字外であっても基本的に漢字で書かれています。
- Q電子初期版はありますか?
- A
2022年9月現在、電子書籍版はありません。本書はもともと、学校や図書館で読まれることを想定し、製本されました。しかし、SDGsの観点や様々なニーズに対応するため、書籍の電子化を進めていきたいと考えています。
- Q本の大きさはどれぐらいですか?
- A
A5サイズ (横148mm x 縦210mm) です。また、文字のサイズを可能な限り大きく調整して、小学生にも読みやすいようにしました。
読者の声
2022年9月 20代
SDGsに関する児童文学を出版されると聞いて、先行して読ませていただきました。
「SDGsとは何か?」や「17のゴールとは何か?」などのSDGsの基本はもちろん、物語として非常にワクワクしながら読むことができました。最初は「次のゴールのお話は何かな?」とゆっくり読んでいたのですが、ゴール8のところから一気に面白くなって、ずっと読み続けていました (笑)
まさか、あのような終わりが待っているとは思わず、とても面白かったです。また、物語の進行につれて、てるぽんの価値観や考え方も成熟していくので、私も読みながら成長することができました。
ところどころで描かれている絵も可愛らしく、思わず癒されます (笑)
扉絵の部分がSDGsに関連する内容になっていて、細かな部分までこだわっている本だと感じました。ぜひ続編も期待しています!
書籍はAmazonで購入するか、書店で取り寄せて購入することができます!
お知らせ
てるぽんとSDGsをめぐる旅の出版を記念して、「てるぽんとSDGsをめぐる旅LINEスタンプ」が出ました! ご興味のある方はこちらからご覧ください。